働き方を変えると、生き方が変わる。「地方創生テレワーク」とは何?を解説します!
2021.07.07 更新
今回のJOB HUB LOCALがお届けするコラムでは、政府が推進する「地方創生テレワーク」とはそもそも何なのか?企業や個人(働き手)、自治体にとってどのようなメリットや課題があるのかについて解説します。
地方創生テレワークとは、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に地方への「転職なき移住」が増加することを見据えて、地方でのサテライトオフィスの開設やテレワークを活用した移住・滞在を支援するために「地方創生テレワーク交付金」として予算が計上されました。
地方創生テレワークを推進することにより、地方への新しい人の流れを創り、東京への一極集中から地方分散を実現することを目的としています。
地方創生テレワーク事業サイト:https://www.chisou.go.jp/chitele/
地方創生テレワークは誰が主導する?
地方創生テレワークは企業が主導して実施する場合と、個人が主導して実施する場合があり、それぞれで目的や類型が整理されています。
(※内閣府地方創生テレワーク推進に向けた検討会議資料より抜粋)
企業主導も個人主導も、どちらも地方創生に資するテレワークを推進することであり、 地方の活性化に貢献することが期待されています。
地方創生テレワークの類型
地方創生テレワークは7類型として議論されており、概要は以下の通りまとまっています。
また、トレンドにもなっているワーケーションは、地方創生テレワークの大枠のなかの1類型として位置づけられています。
(※内閣府地方創生テレワーク推進に向けた検討会議資料より抜粋)
個人(働き手)にとっては、テレワークでできてしまう仕事の場合、セキュリティ対策や会社の制度、テレワーク環境が整っていれば、どこにいても自分の好きな場所で今まで通りテレワークで業務を遂行できます。
企業にとってもオフィス賃料削減やBCP対策のみならず地方に進出することにより人材確保・定着、育成や事業創造、イノベーションの創出など様々な効果が見込めます。
コロナ禍で「働き方」に大きな注目が集まる中、企業と個人(働き手)の双方で地方創生テレワークを推進していくことにより、地方にとっては東京への一極集中の緩和、地域の活性化が期待できます。
進め方を間違えなければ、企業よし、働き手よし、地方よしの3方良しを目指せる施策だと言えます。
地方創生テレワークのメリットと課題
3方良しの地方創生テレワークですが、一方で、特に企業として推進する際の課題も多く残っており、企業の経営課題・人事課題に資する施策にする必要性が高まっています。
(※内閣府地方創生テレワーク推進に向けた検討会議資料より抜粋)
多くの企業でテレワークが普及している今、多くの方が経験したことのない働き方を実践しており、良い点も課題点も見えてきました。
個人・企業・自治体すべてのバランスをとりながら、方法として地方創生テレワークを活かしていくことで、地域に個人や企業が長く定着する本質的な地域の活性化につながるのではないでしょうか。
さいごに
今回は地方創生テレワークについて、解説しました。
JOB HUB LOCALでは、地方創生テレワークにおける①地域プロジェクト推進型 ②機能分散型 ④ワーケーション型 ⑤地域貢献型の4類型をご支援しております。
2018年度より、地域企業と都市部人財の複業マッチング事業や都市部企業と地域をワーケーションでつなぐJOB HUB WORKATION事業を実施し、企業・個人・地方の3方良しに資するプロジェクトを多く実績として保有しております。
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